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6.4 IEEE_FEATURESモジュール
IEEE_FEATURESモジュールは構造型IEEE_FEATURES_TYPEとIEEE機能を示すその構造型の定数を最大11個定義します。
IEEE_DATATYPE | IEEEデータ型が利用可能かどうか |
IEEE_DENORMAL | IEEE非正規化値が利用可能かどうか (*) |
IEEE_DIVIDE | 除算がIEEEで必要とされる精度を持っているかどうか (*) |
IEEE_HALTING | 停止制御がサポートされているかどうか |
IEEE_INEXACT_FLAG | 不正確な例外がサポートされているかどうか (*) |
IEEE_INF | IEEEの無限大(正、負)が利用可能かどうか (*) |
IEEE_INVALID_FLAG | 無効例外がサポートされているかどうか (*) |
IEEE_NAN | IEEE非数(NaN)が利用可能かどうか (*) |
IEEE_ROUNDING | すべてのIEEE丸めモードが利用可能かどうか (*) |
IEEE_SQRT | SQRTがIEEE標準に準拠しているかどうか (*) |
IEEE_UNDERFLOW_FLAG | アンダーフローフラグがサポートされているかどうか (*) |
(*) 最低1つのREAL種別に対して
ユーザ手続きで必要とされるこれらの機能種別は、
USE文にONLY節をつけて明示的に参照される必要があります。
例:
USE,INTRINSIC :: IEEE_FEATURES,ONLY:IEEE_SQRT
これにより指定された機能が利用可能で無い場合にはコンパイルが失敗するようになります。