Fortran 入門

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6 入力と出力

6.1 print 文による出力

画面への出力は print 文により行うことができます。 print 文の他にも write 文も利用可能ですが、ここではより簡単に使える print 文を説明します。 (write 文に関してはファイルへの入出力のセクションで説明します。)

[ print.f90 ] - 画面出力を行うサンプル
program print
  implicit none
  integer a
  real b
  character(len=4) c
  a = 12
  b = 3.2
  c = 'ABCD'
  print *, a, b, c
end program print

出力例
 12   3.2000000 ABCD

print 文で上記のようにアスタリスク(*)を指定すると適当な書式(桁数等)がデータの型に応じて自動的に選ばれるので便利です。 書式を明示的に指定する方法についてはファイルへの入出力で説明します。

6.2 read 文による入力

標準入力(キーボード等)からの読み込みは read 文により行うことできます。 read 文でも print 文と同様にアスタリスク(*)を指定すると書式を指定せずにデータを読み込むことができます。

[ read.f90 ] - キーボードからの入力を行うサンプル
program read
  implicit none
  integer a
  real b
  character(len=4) c
  read *, a, b, c
  print *, a, b, c
end program read

入力例
  12 3.2 ABCD

出力例
 12   3.2000000 ABCD

6.3 ★ 練習課題:円錐の体積を求める

円錐の底面半径と高さを入力して円錐の体積を求めるプログラムを作成して下さい。 円錐の体積は底面の半径(r)と高さ(h)から以下の公式で求めて下さい。
  円錐の体積 = π × r × r × h ÷ 3
  (π は 3.1415927 を用いて下さい。)

処理手順例

  1. 変数を宣言する
     例)
     real r, h, v
     real,parameter :: pi = 3.1415927
  2. 半径を入力してほしい旨を画面に出力する(print 文)
  3. 半径をキーボードから入力する(read 文)
  4. 高さを入力してほしい旨を画面に出力する(print 文)
  5. 高さをキーボードから入力する(read 文)
  6. 円錐の体積の公式を用いて結果を計算してその結果を答えを格納する変数に代入する
     例)
     volume = 3.1415927 * r * r * height / 3.0
  7. 結果を画面に出力する(print 文)
実行例:
 Please enter HANKEI:
2
 Please enter TAKASA:
5
 Volume of this cone is  20.9439507
[ kadai-cone.f90 ] - 円錐の体積を求めるプログラム例


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