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2.22 依存関係解析
依存関係解析機能はFortranソースファイルを入力し、それらの依存情報を指定の形式で出力します。 Cファイルおよびfppにより処理されたファイルは取り扱う事ができません。
依存関係解析機能は以下のコンパイラオプションを認識します。
-132, -dryrun,
-english, -fixed, -free,
-help, -I, -indirect,
-maxcontin, -nihongo, -o,
-Qpath, -tempdir, -v,
-V
“@filename” 書式も “-indirect filename” オプションと同じような意味として利用可能です。
依存解析において下記の追加オプションがその動作を指定します。
- -otype=type
- このオプションは出力形式を制御します。typeは以下のいずれかです。
blist (ビルドリストとしてファイル名を出力), dfile (Makefile形式として依存関係を個々の file .d
ファイルとして出力),info (英語の説明形式で依存関係を出力) make (Makefile形式として依存関係を出力) デフォルトは -otype=info です。 -otype=dfileが指定された場合には-oオプションは指定できません。 -otype=dfileが指定されていない場合には -o オプションで指定されるファイルかもしくは(指定を行わなかった場合には)標準出力に書き出されます。 に書き出されます。
- -paths=pathtype
- 依存関係のパスの形式を指定します。pathtypeはabsoluteか relativeのいずれかです。
-paths=absoluteにおいて相対パスが指定された場合、現在のカレントフォルダが
INCLUDE
ファイルの前に付きます。