nAG Fortran コンパイラ 7.2 マニュアル

 
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2.21 コールグラフの生成

コールグラフ生成機能はFortranのソースファイルからコールグラフの生成を行います。 (オプショナルでインデックスと呼び出し元テーブルも生成可能) Cファイルおよびfppにより処理されたファイルは取り扱う事ができません。

コールグラフ生成機能は以下のコンパイラオプションを認識します。
-132, -dcfuns, -double, -dryrun, -dusty, -encoding, -english, -f2003, -f2008, -f95, -fixed, -free, -help, -I, -i8, -indirect, -info, -kind, -max_parameter_size, -maxcontin, -mismatch, -mismatch_all, -nihongo, -nocheck_modtime, -nomod, -nonstrict, -noqueue, -o, -openmp, -Qpath, -r8, -thread_safe, -u, -u=, -v, -V, -w and -xlicinfo

“@filename” 書式も “-indirect filename” オプションと同じような意味として利用可能です。

コールグラフは -o オプションで指定されるファイルかもしくは(指定を行わなかった場合には)標準出力に書き出されます。 に書き出されます。

以下の追加オプションが生成される出力を決定します。

-calledby
それぞれのルーチンについてそのルーチンを直接的もしくは間接的に呼び出すルーチンを示す呼び出し元(“called-by”)テーブルを生成します。 この情報は出力の最後に生成されます。
-indent=N
最大値までの範囲で一階層毎にN文字のインデントを行います。 デフォルトは -indent=4 です。
-indent_max=N
最大インデント幅を N に設定します。 デフォルトは -indent_max=70 です。
-index
アルファベット順のインデックスを生成します。 インデックスにはそれぞれのルーチンについてそのルーチンが最初に出現する行番号が含まれます。 インデックスに引き続きコールグラフ(及び-calledbyを指定した場合には呼び出し元テーブル)が出力されます。
-show_entry
ENTRYポイント名をコールグラフに出力します。 このオプションを指定しない場合には、含まれる副プログラムへの呼び出しが出力されます。
-show_generic
総称識別子により呼び出されている場合に総称識別子をコールグラフへ出力します。
-show_host
内部手続及びモジュール手続への呼び出しの親有効範囲名を出力します。
-show_pclass
手続のクラス(例:‘module’, ‘internal’, ...)を出力します。
-show_rename
呼び出される手続がUSE文により仮称指定されている場合に仮称指定を出力します。
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