nAG C ライブラリ Mark 24リリース！

nAG Cライブラリの最新版（Mark 24）がリリースされました。このリリースでは新たに１４８関数が追加され、全部で１５１６関数が提供されるようになりました。

Mark 24 新機能詳細

主な追加機能

今回のバージョンアップにて追加もしくは拡張された主な機能は以下のとおりです。

• 超幾何関数(₁f₁ 及び ₂f₁)
• 最近傍相関行列
• 要素の重み付けされた最近傍相関行列
• ウェーブレット変換と高速フーリエ変換 （FFT）
  • ３次元離散シングルレベル及びマルチレベルウェーブレット変換
  • ２次元及び３次元実データ向けの高速フーリエ変換（FFT）
• 行列関数
  • 行列の平方根と一般行列の累乗
  • 行列の指数関数(Schur-Parlett)
  • フレシェ（Fréchet ）微分
  • 条件数の計算
• 補間
  • ５次元以上の補間
• 最適化
  • 局所的最適化：非負の最小二乗
  • 大域的最適化：マルチスタート版の一般非線形計画と最小二乗ルーチン
• 乱数生成器
  • ブラウン橋（Brownian bridge）と確率場
• 統計
  • ガウス混合モデル
  • 任意のサイズの最良サブセット（分枝限定法）
  • ベクトル化された確率と分布の確率密度関数
  • 不均一時系列解析,移動平均データフィッティング
  • ２段階近似法による２次元散在データのフィット(大規模データセットへの適応)
• 求積法
  • 性質の悪い積分への１次元適応
• スパース固有値問題
  • 実一般行列向けのドライバ、帯複素固有値問題向けのドライバ
  • 実及び複素２次固有値問題
• スパース線形方程式
  • ブロック対角前処理行列及びソルバ
• ODE ソルバ
  • スレッドセーフ初期値ODEソルバ
• ボラティリティ
  • 期間構造をもつヘストンモデル

nAG数値計算ライブラリについて

nAG数値計算ライブラリは最適化、時系列予測、回帰分析、偏微分方程式、補間など様々な数値計算サブルーチンを搭載した、科学技術統計計算ライブラリです。需要予測、ポートフォリオの最適化、金融市場の予測、リスク管理、時系列予測、統計解析、科学技術分野の各種シミュレーション等さまざまな分野での利用実績があり、まさに世界標準ともいえる数値計算ライブラリです。

【よくご利用いただく機能例】

最適化、２次計画(QP)、最小二乗
時系列予測 (ARIMA, GARCH等）、生存解析
偏微分方程式（含ブラックショールズ）
ＦＦＴ、補間（フィッティング）、乱数発生
相関分析、回帰分析、 多変量解析

 

nAG Cライブラリについて