ウェーブレット変換とは?
ウェーブレット変換は時系列解析から画像処理、データ圧縮、ノイズ除去など様々な分野で利用されています。ウェーブレット変換は大きく2つに分けられます。一つが連続ウェーブレット変換で、もう一つが離散ウェーブレット変換です。連続ウェーブレット変換の場合上記式のaとbは実数(a≠0)で、離散ウェーブレット変換ではaとbは整数jとkに関してa=2^(-j), b=k2^(-j)を選択することができます。
nAG数値計算ライブラリには離散ウェーブレット変換(Discrete Wavelet Transform(DWT))及び逆変換を一つのレベルで行うものと、それらの変換を複数のレベルで行うウェーブレット変換ルーチンが提供されています。
ウェーブレット変換ルーチンはnAG Fortranライブラリ Mark 22以降、 もしくはnAG Cライブラリ Mark 9以降のバージョンから利用可能です。
提供されるウェーブレット変換ルーチン詳細
C09AAF - ウェーブレットフィルタ問い合わせ
C09CAF - 1次元離散ウェーブレット変換
C09CBF - 1次元離散逆ウェーブレット変換
C09CCF - 1次元離散ウェーブレット変換(複数レベル)
C09CDF - 1次元離散逆ウェーブレット変換(複数レベル)
ウェーブレット変換チャプタ(章)のイントロダクション(英語)