nAG製品を使用した研究に関する各論文の概要

Keyword: 3次元き列, 有限要素, モデリング

論文タイトル 3次元き裂のための有限要素モデリングシステムの開発
出版情報 日本造船学会講演会論文集第5号 2005
著者 川村恭己(横浜国立大学教授)、森翔太郎、角洋一、MD.Shahidul Islam
概要 「構造物の疲労き裂は部材交差部や溶接部などの不連続での局部応力集中により発生し、構造物の寿命を低下させるなど構造信頼性に影響を及ぼしている。そのため、寿命評価や疲労き裂の伝播経路予測が重要な研究課題をなっている。船舶においては、近年シングルハルタンカーでサイドロンジのトランス交差部での疲労き裂が多く発見されている。フランジ部における溶接止端部から発生した3次元的な表面き裂はフランジを貫通した後、ウェブ部を2次元的な貫通亀裂として進展し、隅肉溶接部へ達し、そして外板に向けて再び3次元的なき裂発展挙動を示す。著者らはウェブ中の疲労き裂進展のような貫通亀裂について月用可能な疲労き裂伝播経路予測システム(CP-SYSTEM)の開発を行った。しかしながら現状では、任意の形状を有する3次元き裂のモデリング機能が存在しないためモデル化に膨大な時間を費やさなければならないことが挙げられる。また、3次元モデルの要素生成は解析者の手作業で行われるため多大な時間が必要となることも原因とされる。そこで本研究では将来的な3次元き裂進展解析システムの構築に向けて3次元き裂を取り扱える有限要素モデリングシステムの開発を行った。」
使用されているnAG製品 最適化問題を解く際に、nAG C ライブラリの整数線形計画法が使用されている。

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