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4.3 fppの解説
fppはnAG Fortranコンパイラによって使用されるプリプロセッサです。 それは2つのファイル名を省略可能な引数として受け入れます: input-file はプリプロセッサに対する入力ファイルを、output-file は プリプロセッサからの出力ファイルを表します。 デフォルトでは標準入力、標準出力が用いられます。
nagfor経由で使われる場合(例えば入力ソースファイルの拡張子が.ff90である場合や -fpp オプションが指定された場合等) にはマクロ __nAG_COMPILER_RELEASE は自動的に整数リリース番号(メジャー * 10 + マイナー)となり(例 リリース6.1の場合は61) マクロ __nAG_COMPILER_BUILD は自動的にビルド番号(リリース6.1ではこの値が6100より大きな値)として定義されます。