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7.7 f90_unix_io
このモジュールは ISO/IEC 9945-1:1990 Portable Operating System Interface (POSIX) - Part 1: System Application Program Interface (API) [C Language] で詳細に規定される機能に対するFortran APIの一部を提供するものです。
このリリースではFLUSH手続きのみがサポートされます。 このモジュールを使用する場合にはONLY節のみを使うようにしてください。 将来のリリースではさらに名称が追加される可能性があるためです。
エラー処理についてはF90_UNIX_ERRNOに記述されています。 省略可能なERRNO引数を用いた手続きに対し、エラーが生じERRNO が存在しなかった場合には、プログラムは終了させられる点に注意してください。
このモジュール中のすべての手続きは総称的で、かつ個別的である場合もあります (これは将来リリースで変わる可能性があります)。
7.7.1 手続き
SUBROUTINE FLUSH(LUNIT,ERRNO) INTEGER(*),INTENT(IN) :: LUNIT INTEGER(ERROR_KIND),OPTIONAL,INTENT(OUT) :: ERRNO論理装置LUNITの出力バッファを掃き出させます。 機能はFortran 2003のFLUSH文に似たものです。しかしFLUSH文の 場合には接続されていない装置のフラッシュも可能であるのに対し、この手続き ではそれができません。
LUNITが正しい装置番号でなかった場合、またはファイルに接続されてい なかった場合には、エラーEBADFが発生します(F90_UNIX_ERRNO 参照)。