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3.2 dbx90の解説
dbx90 はUNIX系システム(Linux, Solaris等)上でnAG Fortranコンパイラの使用を前提としたFortran向けデバッガです。 その構文はdbxのそれに酷似しています。実際dbxはマシン依存のデバッグコマンドを 実行するためにサブプロセスとして呼び出されます。 (gccベースの実装の場合にはgdbが用いられます。)
デバッグ対象のプログラムは-g90 オプションを指定した形でコン パイル、リンクされていなくてはなりません。 それによってFortranソースファイルごとにデバッグ情報ファイル(.g90)が 生成されます。
環境変数 DBX90_DBXPATH が定義されている場合には、dbx90はネーティブなデバッガをさがす際、あらかじめ 規定されたパスではなく指定されたものを使用します。