nAGお客様事例

QinetiQ GRC様

お客様事例
業種 防衛技術産業
ソリューション 船舶設計のアプリケーション開発
使用された製品 nAG C ライブラリ
使用された関数 3次スプライン、曲面補間、最小二乗近似、固有値と固有ベクトル、多項式、回帰分析
[2013年2月掲載]

nAG ライブラリの関数が QinetiQ GRC の船舶設計の主要アプリケーションをサポート

nAG 関数を使用しなかったら、Paramarineの最も重要な部分にまだ取り組んでいる可能性があります。開発者は信頼性においてnAG関数が頼れることをわかっていますし、必要な詳細情報を得るのにnAGのドキュメントやサンプルが頼りになることをわかっています。また必要な場合、数値解析やコンピュータ科学についてnAG から助言をもらう形で他に類のないサポートを頼れることを知っています。低いレベルの仕事をする必要が全くありません。その代わりにParamarine が海洋産業で最も便利なツールになるよう開発に時間を費やします。」Vittorio Vagliani, Managing Director of QinetiQ GRC

ニューメリカルアルゴリズムズグループ(nAG) と QinetiQ GRC の長年の関係により、Paramarine™はいくつかのnAG ライブラリの関数を使用することになりました。Paramarine™は QinetiQ GRC の船と潜水艦用の造船工学の統合アプリケーションです。

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背景

Paramarine は商船、軍艦、潜水艦の設計のための最新のコンピュータを使用した設計工学ツールです。船や潜水艦をモデル化するために王室海軍によって使用される主要ツールの一つです。また船や潜水艦の安定解析のための英国国防省承認のツールです。Paramarine はオーストラリア、日本、アメリカ、カナダ、スウェーデンなどを含む多くの国の政府、造船業者、船艇設計者や学術機関に使用されています。

figure2

システムはコンセプト設計、パフォーマンス予測、強度と構造、レーダー断面、電力供給、操縦、耐久性、耐航性、脆弱性、生産設計に対応する独自の最新のツールを備えています。 Paramarine は全体のコンセプト設計、詳細な応力設計、負荷設計、表面最適化に関して多くの異なる組織の造船技師によって使用されます。

Paramarine のnAGライブラリ

figure3

Paramarine は海洋構造、安全性及び水上艦設計技術の専門的知識をもつ開発チームにより C++で書かれています。アプリケーションはモジュール方式で開発されており、nAG 関数は多くのこれらのモジュールに組み込まれています。これには操縦、耐航性、構造解析、電力供給、サーフェイスモデリングのモジュールを含みます。


具体的には、使用されたnAG 関数には以下を行うものがあります:

  • データセットの3次スプラインを決定、
  • 曲面補間を実行、
  • 重み付き最小2乗近似を計算、
  • 2重チェビシェフ級数形式から2変数多項式を計算、
  • 多変数関数を最適化、
  • 固有値と固有ベクトルを計算、
  • 確率分布を返し、回帰分析を実行

Paramarine ユーザ

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全ての基本的な数値アルゴリズムは QinetiQ GRC によって Paramarine モジュールに統合されています。Paramarine ユーザはnAGライブラリをコピーする必要がありません。

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nAG とソフトウェアベンダー

ニューメリカルアルゴリズムズグループは、多くのクライアントソフトウェア企業の開発者と効果的に仕事をする熟練した各分野の専門家による協同文化を具体化し、nAG 関数を彼らが最大限に利用できるようにします。

figure7

nAGと仕事をする際に企業は絶対の信頼を寄せています。なぜなら有数の科学者から世界最大の最も成功しているソフトウェア企業やハードウェア企業へと多岐に渡って、様々なパートナーと共に生産的に仕事をした40年以上の経験があるからです。

関連情報
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