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2.9 OpenMP サポート
OpenMP 3.1の機能がサポートされています。
IEEE算術サポートモジュールを利用する場合、 IEEEモジュール(丸め、停止、アンダーフロー)は PARALLEL構文の最初にOpenMPスレッドにも伝搬されます。 またOpenMPスレッドにより設定されたIEEEフラグは PARALLEL構文の最後で親スレッドに返されます。
以下のテーブルはOpenMP環境変数のデフォルト値と上下限(適用可能な場合のみ)が示されています。
環境変数 | デフォルト値 | 制限 |
OMP_NUM_THREADS | コア数 | 1-32768 |
OMP_DYNAMIC | False | true もしくは false |
OMP_NESTED | False | true もしくは false |
OMP_STACKSIZE | 0 | <1GB (32-bit) もしくは 16GB (64-bit) |
OMP_WAIT_POLICY | None | active もしくは passive |
OMP_MAX_ACTIVE_LEVELS | 1 | 1-64 |
OMP_THREAD_LIMIT | 32768 | 1-32768 |
ノート: nAGは32768スレッドまでサポートしますが、オペレーティングシステムがそこまで多数のスレッドを許さない可能性もあります。