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Fortran Builder で固定形式を自由形式に変換する

ここでは、固定形式の Fortran プログラムを自由形式に変換する方法を説明します。

Fortran 言語は、その歴史が 50 年以上と非常に長いため、過去に作成された計算プログラムが数多く存在し、今でも実際に利用されています。そして、過去に作成された計算プログラムの多くは、固定形式と呼ばれる古いプログラム形式で記述されています。

固定形式は、その昔パンチカードによってプログラムをコンピューターに入力していた時代の産物であり、現在のようにテキストエディタを自由に利用できるコンピューター環境にはそぐわない様々な制限があります。制限の例として、特定の列以降でないと文の記述が許されない点や、一行あたり 72 列までしか認識されない点などが挙げられます。これらの制限は、現在のコンピュータ環境においては全く不要な(そして、とても不便な)制限です。

現在 Fortran 言語には、自由形式と呼ばれる、現在のコンピューター環境に適したプログラム形式が用意されています。自由形式では、行のどの位置からでも文の記述を行うことができ、一行当たりの制限も 132 文字までとなるなど、固定形式の不便な制限が取り払われています。

将来にわたる保守性や拡張性を考慮するならば、固定形式で書かれた既存のプログラムを自由形式に変換しておくメリットは大いにあります。

※ 以下の例では Windows 版を用いていますが、Mac 版でも同様の手順でご利用いただけます。

利用例(固定形式を自由形式に変換する)

固定形式で書かれたソースプログラム test.f を自由形式で書かれたソースプログラム test.f90 に変換します。

固定形式ソースファイル

Fortran Builder のメニューバーから「ツール > ソース整形の実行」を選択してください。

ソース整形の実行メニュー

以下のように、自由形式に変換されたソースプログラム test.f90 が出力されます。

自由形式ソースファイル

また、Fortran Builder のメニューバー「ツール > ソース整形の設定」から、インデントやマージンなど、変換後のスタイルを指定することができます。

ソース整形の設定メニュー

ソース整形の設定ウィンドウ


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